妊娠から産後にかけて起こりやすいマイナートラブル。
妊娠や出産は女性にとって大仕事ですよね。
「どんな身体の変化があるのか」を知るだけでも、心身への準備ができるのではないかと思います。
そこで今回は、わたしの体験談に沿って、妊娠から産後に起こりやすい変化をお話します。
【体験談】妊娠・出産・産後の変化

わたしの妊娠・出産・産後で起きた変化を振り返ってみました。
妊娠
つわり
長男の妊娠中、妊娠悪阻と診断され1ヶ月入院しました。
次男のときも入院を勧められましたが、長男の育児もあり点滴通院をしていました。

吐きづわりで、飲食が全くできない時期がありました。
病院からも「脱水にならないように1000ml/日は飲んでほしい」と言われましたが、難しかったです。
体重は7キロ落ち、お腹に栄養がいってるかどうか心配だったのを覚えています。
便秘
つわりが落ち着き、食欲が戻ってきたころに悩んだのが便秘。
妊娠中は消化器官が圧迫され、腸の動きが鈍くなって便秘になりやすいんですよね。
運動や水分不足、食の好みが変わったのも原因だと思います。

妊娠中期から便秘薬は手放せませんでした。
肩こり・腰痛
もともと慢性的な肩こりがあるうえ、腰痛もひどくなりました。
骨盤が広がりバランスが取りにくくなるので、いろんな場所が痛くなるのは自然なことではあるのですが…運動・水分不足で血液循環が悪化したせいもあると思います。
こむら返り
こむら返り(足がつる)も、起こりやすいマイナートラブルのひとつですよね。

これはもう、とにかく痛いですよね〜泣 (耐えるしかない)
水分摂取や保温、マッサージを心がけていました。
むくみ
むくみは、体内の水分バランスの崩れが原因で起こります。
特に手足(末端)には老廃物がたまりやすく、妊娠中はお腹が大きいので余計に足周辺の循環が滞ってしまいます。

寝るときに足の位置を高くしたり、塩分の取りすぎに注意していました。
出産
冷え
身体が冷えると陣痛の痛みを感じやすくなります。
わたしはもともと体温が低く(平熱35度台で冷え性)、助産師さんに足湯やマッサージ、湯たんぽで温めてもらいました。
結局陣痛は痛いですが(笑)、痛みを和らげる効果はありました!
体温が高くて冷え性がない状態がいちばん良いんですけどね。
産後
睡眠不足
赤ちゃんとの生活は24時間休みなし。全然疲れがとれないですよね…。
特に新生児期から離乳食開始までは授乳回数が多く、睡眠不足な人がほとんどだと思います。
我が家は2人とも混合(母乳+ミルク)でしたが、どちらも大変なことに変わりはありませんでした。

改めて睡眠の大切さを実感した時期でした。
栄養不足
子育て中は、栄養バランスを考えた食事もハードルが高いです。
「今日のご飯は〜♪」なんて考えている暇もない…
自分にも赤ちゃんにも栄養を届けたいのに、できないことにストレスを感じたり…。
結局、横になって時間がなくても食べられる、菓子パンやお菓子に手が伸びるんですよね。
尿路感染(再発)
わたしは次男の産後、尿路感染になりました。
大事にならず退院しましたが、半年後、脇腹の激痛に襲われました。
歩けないほどの悶絶する痛みで、受診した結果…尿路感染の再発でした。

腎盂腎炎になりかけていました 汗
産後は膀胱炎にもなりやすいといわれています。
水分摂取を心がけていても、妊娠から産後にかけてはどうしても水分不足になりがちです。
腎臓までいくと本当に痛いので、みなさんも気をつけてください( ; ; )
自分を優先できる時間や心の余裕が大切

妊娠、出産、産後を経験して思うのは、
自分を優先できる時間と余裕が全くない!ということ。
妊娠中も、つわりや体調不良でうまく動けないことの方が多い…。
2人目の産後も、長男の対応や家事に追われていたり…。
・十分に心と身体を休ませたい
・栄養を考えた食事がしたい
そんな大事なことすらも後回しになるほど、妊娠から産後の時期はハードです。

毎日精一杯で、悩んでいるママはきっとたくさんいると思います。
今回紹介したのはあくまでもわたしの体験談であり、症状には個人差があります。
デリケートな時期だからこそ、周りと比べず、自分の身体と向き合ってあげてください。
後回しにするほど、マイナートラブルを助長するリスクも高まってしまいます。
健康を守るための出費は必要経費と考え、必要なサービスを上手に使っていきましょう。