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これからフリーランスに挑戦したい!
でも、
「開業届は必ず必要なの?」
「子どもの保育園は継続できる?」
そんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
今回は、会社員からフリーランスになったわたしが、開業届を出した理由をお話します。
フリーランスに開業届は必要?

開業届とは、個人事業をはじめたことを税務署に報告する書類です。
フリーランスは、会社に雇用されずに働く個人事業主。
なにか事業をはじめたら、開業届を提出することになります。
だからといって「提出しない=罰則がある」というわけでもありません。
実際に、開業届を出さずにフリーランスとして活動する人もいます。

「フリーランスなのに、開業届を出す人と出さない人がいる…?」
この曖昧さが、開業届に苦手意識を感じるひとつの原因かもしれませんね。
ですが、開業届の有無に関わらず、確定申告は必須です。
また、このあと説明しますが、開業届を出すことで受けられる恩恵もたくさんあります。
基本的には「なにか新しい事業をはじめるときは開業届を出す」ということを覚えておきましょう。
会社員からフリーランスママになり開業届を出した理由

わたしは会社員からフリーランスになり、開業届を提出しました。
その理由は3つあります。
保育園継続のため
会社員だったとき、子ども2人は保育園に通っていました(下の子は1歳)。
副業として行っていたライターで開業したいと思いましたが、働きながらの自宅保育は難しいと考え、保育園の継続を希望しました。
わたしの自治体では、個人事業主(フリーランス)で継続申請するのに以下の書類が必要でした。
・就労証明書
・開業届や営業許可証、確定申告書など営業の事実が確認できる書類(1点)
営業許可証や確定申告書はないため、わたしの場合開業届が必要でした。
そこで、会社員を辞めた有休消化の期間で開業届の提出と保育園の継続申請をし、無事に受理されました。
転職や個人事業主の申請では、自治体によって必要書類や手続きに大きな差があります。
(収入証明や事業内容がわかる書類が必要…など)
必ずお住まいの自治体の申請方法を確認してくださいね。
青色申告控除を受けるため
確定申告には、青色申告と白色申告の2種類があります。
白色申告をする上での条件はなく、青色申告をしない人が行う申告方法と考えていいでしょう。
白色申告の帳簿や申告手続きは簡単ですが、38万円(所得額が2,400万円以下の場合48万円)の控除のみです。
青色申告は最大65万円の特別控除が受けられます。収入から控除分が引かれ、大きな節税対策になります。

青色申告控除を受けるには、
確定申告をする年の3月15日までに、開業届と「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。
個人事業主としての意識をもち、信頼してもらうため
開業届は誰でも提出できるので特別感は薄まるかもしれませんが、私はひとつの区切りとして身の引き締まる思いがしました。
個人事業主であることを改めて意識すると同時に、開業しているという事実は、一緒にお仕事をするクライアントさんへの信頼にもつながりました。
フリーランスになり開業届を出してよかったこと

フリーランスになり開業届を出してよかったことを紹介します。
仕事時間が確保できる
わたしの住む自治体では、開業したてで収入が少なくても「開業届」「就労証明書」を提出することで保育園を継続できました。
業務はもちろん、仕事に慣れるまでは想像以上に時間がかかるので、仕事と家庭の効率化につながっています。
ちなみに学童の申請でも同じ書類が必要だったので、開業届を出してよかったです。
青色申告で赤字繰越ができる
「白色申告の帳簿は簡単」という文を見て、白色申告でいいかな?と思っていましたが、結果的に青色申告をしました。
その理由は、赤字繰越ができるからです。
青色申告は最大65万円の特別控除が受けられるうえ、最大3年間の赤字を繰越できます。

事業をはじめたばかりで収入が少なかったので、助かりました。
3年間の繰越による節税は大きいですよね。
確定申告、税金の知識が学べる
開業届を出し個人事業主となった1年目、はじめてイチから確定申告を経験し、今まで確定申告や税金のことをほとんどわかっていなかったんだなと思いました。

雇用されて働いていれば、会社にお任せですもんね…
全てを理解するのは難しいですが、税金のしくみを学ぶことは社会人として大切なこと。それを経験できるのは大きな財産だと思います。
青色申告の帳簿は「複式簿記形式」で白色申告より難しいといわれますが、一方で収入や経費の種類などを理解するのにとても役立ちます。
はじめての確定申告では、会計ソフトがおすすめです。
わたしは「やよいの青色確定申告オンライン」を使っています。1年間無料でお試しできるので選びました。
フォーマットに入力すれば、簡単に確定申告書が完成しますよ。

【結果】自分のためにも開業届を出してよかった

ライターは副業ではじめてはいましたが、それでも試行錯誤の日々。
作業に時間がかかることも多く、働き方を変えながら保育園を継続できたのはとてもありがたかったです。
フリーランスで活動するには税金や確定申告の知識も最低限必要なので、経験しながら学べる環境にありプラスになりました。
わたしは実績のある「デザイン業」「ライター業」を仕事として届けましたが、いまはいろいろな肩書きがありますよね。
自分でしっくりくる肩書きを名乗ってもいいし、仕事はいくつあってもいい。
そこにフリーランスの魅力的があると思います。
わたしも何か特定のものにとらわれず、やりたいことをいろいろ挑戦していきたいと思っています。