こんにちは、miooです!
わたしは最初からフリーランスを目指していたわけではありません。
やりたくないことをやめたら、フリーランスという働き方にたどりつきました。
今回は、やりたい仕事を探していたわたしが変わったきっかけをお話したいと思います。
自分に合う仕事、働き方を探していた20代

子どものころから「この仕事がいいよ」と言われていたせいか、社会人になっても目標のない日々を送っていました。
わたしの仕事のイメージは、
・お金を稼ぐためのもの
・有名企業、安定した企業で働くのが成功者
・資格がないと生きていけない
こんな感じでした。

やりたいことのない自分はダメだと思っていたし、とにかく苦しかったです。
公務員や契約社員、派遣社員。
保健師や事務職。
職種や働き方を変えてみたけれど、どれもしっくりきませんでした。
「自分に合う仕事や職場が見つかるまで転職し続けるのかな…」
そう思っていました。
やりたくないことをやめた結果

限界を感じたときには、もう転職する勇気もエネルギーもありませんでした。
そんなとき、ふと自分がやりたくないことを考えてみたんです。
・通勤
・強制的に生じる人間関係
・職場での気遣いや緊張
いっそのこと、これらを全部やめてしまいたいと思いました。
この状況から逃げたい。
でも、やめたら自分には何ができるのか。
そう考えた結果、フリーランスという働き方に出会いました。
もちろん、未経験だしスキルもないけどできるのかな…と悩みました。
思いきって夫に相談すると「やってみたらいいんじゃない」と。

このとき、わたしの決意は固まりました。
フリーランスになって自分を認めることができた

仕事を辞めるのは勇気がいったけれど、フリーランスになるには税務署に開業届を提出するだけ。
思った以上にあっけないものでした。(もちろん開業してからが正念場ですが)
何度も言いますが、未経験、スキルなし。
実績もなく独立したので収入なんてありませんでしたが、
それでもわたしにとっては、ストレスがなくなることが最優先でした。

解放された瞬間、いままでのストレスが嘘のようになくなりました。
実際に行動したことで「こういう働き方もできるんだ」と、少し自分を認められた気がしました。
自分の経験が子どもの選択肢にもなる

「いまも公務員として働いていたら」
そんな風に思うときもあります。
でもそれだけを信じていたら、きっと子どもにも同じ道を勧めていたかもしれません。
いまのわたしは、公務員や保健師の素晴らしさも、フリーランスの魅力も知っています。
正社員、非正規、契約、派遣、バイト、それぞれの良いところもわかります。
その経験を伝えることで、子どもの将来の選択肢を広げることができます。

だから、もし失敗してしまっても、決して無駄ではないと思えます。
そして、スキルや経験は、必ずあとからついてきます。
「やりたくないことに気づく」のも大事な視点だと感じています。
すぐには実現しなくても、それに向けて行動することに価値があるのではないでしょうか。